FXとは
FXとは
FXとは「Foreign Exchange」の英略で、正式には「外国為替証拠金取引」「外為(がいため)」の略称でも呼ばれています。世界の「円」以外の通貨、ドルやユーロ、ポンドといった国ごとの通貨の売買を行い、その差益を目的とした金融商品です。
FXの特徴
売買する外貨相当の日本円を入金する必要はなくレバレッジ(=てこの原理)を利用し、少額の資金(証拠金)だけで何倍もの大きな額の取引をすることができます。「為替差益」での利益、「スワップポイント」という2通貨間の金利差での利益を得る少ない資金で大きな取引ができる「レバレッジ」などがFX取引の特徴です。
レバレッジ
日本語で「てこ」を意味する単語ですが、FXの場合、小さな金額で大きな資金を動かせる事を意味します。例えば1ドル100円の場合、本来であれば1万ドルの取引をするには100万円の資金が必要です。
しかし100倍のレバレッジの場合、その100/1の1万円の資金で運用する事が可能となります。この原理でいくと、レバレッジ50倍の場合は2万円、10倍の場合は10万円の資金で運用が出来るという事になります。
レバレッジを高く設定する事で少ない資金で大きな利益を狙える半面、相場が逆に動いた場合は大きな損失が出る場合もあります。許容できる損失を理解した上で、レバレッジのリスク管理を行う事が大切です。
スワップポイント
FXで利益を出す方法として為替差益を狙う方法とは別にスワップポイントがあります。スワップポイントとはFX取引を行う2国間の金利差によって発生する差分の事をさします。
■政策金利:日本0.10%、豪ドル4.00%の場合
買いポジションの場合
日本円(0.1%)を売って、豪ドル(4.0%)を買う“買いポジション”の場合、0.1%の金利を支払って4.0%の金利を受け取るため、その金利差は3.9%、ポジションを持ち続けている間はスワップポイントが貯まります。
次に逆の場合を考えてみましょう。
売りポジションの場合
豪ドル(4.0%)を売って、円(0.1%)を買う“売りポジション”の場合、4.0%の金利を支払って、0.1%の金利を受け取るため、差し引き3.9%の金利を支払わなければなりません。
メリット/デメリット
FXは外貨資産の効果的な運用法として、現在もっとも人気の高い金融商品です。FXは取引コストが安い、少ない資産から大きな金額を運用できる、24時間いつでも取引が可能、円高でも円安でも利益を狙えるなど、今まで一般的だった外貨預金や外貨MMFにはない、たくさんのメリットがあります。逆にデメリットとしては、レバレッジの使い方を間違ったり、相場の動きが自分の思惑が外れた場合は、多額の損害を被る可能性があります。 レバレッジを無計画に乱用すると、わずか1円の変動でも値動きが激しくなります。そのため、適切な方法でコントロールする必要があります。
円高/円安について
FXは外貨の買いからも売りからもスタートできるため、円高・円安どちらに動いても収益を狙うチャンスがあります。
■『円高(ドル安)』1ドル=100円から1ドル=90円になった場合
為替レートが1ドル=100円の場合、1ドルの商品に対して100円支払います。 相場の変動で為替レートが1ドル=90円になった場合、1ドルの商品に対して90円支払います。この場合1ドル=100円よりも 1ドル=90円の方がドルに対して円が強くなったため、1ドルの商品を手に入れるために90円が必要となります。相場の変動で、同じ商品に対してより少ない円の支払いで済んだということです。つまり、これは円の価値が上がり、ドルの価値が下がったことを意味しています。これを『円高(ドル安)』といいます。
■『円安(ドル高)』1ドル=100円から1ドル=110円になった場合
この場合1ドル=100円の時よりも1ドル=110円の時の方がドルに対して円が弱くなったため、1ドルの商品を手に入れるために110円支払うこととなります。 相場の変動により、同じ商品に対してより多くの円を支払うこととなりました。これは円の価値が下がり、ドルの価値が上がったことを意味しており、これを『円安(ドル高)』といいます。



